トレ食では、今まで難しいとされてきた、セルロース・ミネラル・タンパク質・炭水化物などの各成分ごとへの分解、抽出をが独自の技術で可能です。
環境保全や社会貢献などSDGsへの取り組みのためにもこの技術を使い、未来へつなげていきます。

分解できる成分の中で、食物繊維の一種で、さまざまな製品に加工することが可能とされる「セルロース」に着目し、
植物性の原料として、プラスチック製品の代替品として活用を目指しています。

セルロースの研究を重ね、紙製品としての利用や、プラスチック樹脂へ混ぜ込むことで
使い捨てのプラスチック製品の代替品として活用ができることがわかりましたが、

セルロースの原料によって強度や質感、密度などの特性が違うため、
一種類ずつそれぞれの製品に合ったセルロースを日々研究しています。

植物にはセルロースの他に、タンパク質、ミネラル、炭水化物も成分として含まれています。

タンパク質は、動物や魚などの飼料や、栄養補助食品であるプロテインなどに利用。

ミネラルは、肥料に必要な成分が豊富に含まれるため、抽出して農家へ循環。

炭水化物は、再生可能エネルギーであるバイオエタノールの原料として利用。

これらも研究中になりますが、実現すれば今後人口増加に伴って直面していく食料問題のへの糸口となります。

廃棄物を出さずに、世界で使用される物を100%植物原料の生分解性プラスチックにし、
自然の大切な資源をムダにすることなく最大限に活かすことで、
石油系原料の使用と二酸化炭素の排出量を減らし、

食料問題の解決、未来のために持続可能な社会・環境を整えていくことが課題です。
また、当社のセルロースの原料となる廃棄される植物や未利用の資源は、

農家などから購入することで、循環型社会の実現を理想としています。

「セルロース100年計画」 の第一歩として、セルロース入りの和紙【陸奥】が完成しました。
陸奥を使った名刺をぜひお手に取っていただき、新しい植物性原料であるセルロースを身近に感じていただければと思います。
今後はさまざまな原料のセルロースを使い、生活用品やリラックスアイテムなど幅広く展開していく予定です。
 

 

現在研究しているセルロースの種類

キャベツの芯のセルロースは、野菜のセルロースの中でも丈夫で色味も明るくなることから、紙製品に適しています。
再生紙と混ぜ込むことで強度が増し、名刺やショップカードとして使える和紙【陸奥】を手漉きで作製しています。

規格外のトマトの実は和紙への活用に、トマトの葉はセルロースを抽出して生活用品の製造に向けて調整中です。

紫キャベツのセルロースは通常のキャベツ芯と同じく、和紙としての利用に向けて研究中です。

竹のセルロースはタンパク質や糖質が少ない事から、加工を加えても香りが抑えられ、野菜のセルロースよりも頑丈な性質になります。
現在日用製品の製造に向けて準備中です。

もみ殻のセルロースは現在研究中...

コーヒーのかすのセルロースは現在研究中...

ブロッコリーの芯のセルロースは現在研究中...

パプリカの茎のセルロースは現在研究中...

トウモロコシの茎のセルロースは現在研究中...

ネギのセルロースは現在研究中...

ホヤは海のパイナップルと呼ばれる、海洋動物の一種で尾索動物にあたります。
体内でセルロースを生成することのできる唯一の動物で、現在研究中です...

 
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